DOをロックするPDCA

昨年のことだったか、たしかダイヤモンド・オンラインのコラムで横山信弘さんの書かれたロックPDCAに出会いました。PDCA(plan, do, check, action)というのは世の中で広く受け入れられた概念で、仕事の進め方をどこかで学んだビジネスマンはどこかで聞いたことがあるはずです。横山さんはこの概念を拡張し、自分で宣言したPlanをDoすることをコミットメントさせます。
そのかわり、Planはどちらかというと行動予定に近い、実現可能なことを書く(○営業で飛び入りで100件お店を回る ×営業で売り上げ △ 万円を達成する)、というルールです。
これを見たときはかなり衝撃を受けました。というか、自分の仕事のやり方を大いに反省しました。


通常PDCAをやるときには、"Plan"に重点を置くことが多いと思います。自分もビジネスマンになった当初は行き当たりばったりでしてまったく余裕の無い仕事をしていましたから、PDCAを学んだ時に、Planの重要性に目覚めていろんな計画を立てました。そしてそれはそれで成長につながったと感じますが、残念ながらそれだけではうまくいきません。たとえば本棚を作ろうとしたときに、入念に設計図を描く人が必ず良い本棚を作るかというとそんなことは無くて、愚直に木を切り、ねじを打ち、ペイントする人が「実物の」本棚を作り上げるのです。もちろん設計図との両輪で良い本棚ができるのですが・・・。

残念ながら、このロックPDCAという概念は自社の中で広まった概念ではないため、出会ってから1年近く経つ今でもそれほど実践できていません。それでも心の中ではPlanよりも、Doに重きをおいて仕事を進めるようにしています。



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