考え持久力

頭を使うこと(主に勉強)と身体を使うこと(主にスポーツ)って、別だと思っていませんか?
でもこれって、結構相通ずるものがあると思っています。
 考える持久力をつける
これがryotaroが仕事を始めたときの課題でした。
学生時代をサボってすごしたryotaroは、何もないところから何かを生み出していかないといけない社会人の生活の中に入ったとき、思考停止に陥ったり、頭が真っ白になったり、と散々な目にあいました。
実は今でも、100m走を走る全力に近い速度で、42kmを走るような仕事を要求されていますから、そのころとあまり変わっていないかもしれません。そこで重要になるのが、考える持久力です。残業があまり無い人でも、朝8時に会社に入ってから、18時くらいまで、10時間くらいはオフィスにいるはずです。一見長く、十分な時間がありそうですが、大事な昼間の時間の大半を会議に奪われてしまい、後輩や部下の育成、周囲とのネゴに面白いくらい時間を費やす日本の会社では、考える時間はその1/3以下と考えても良いでしょう。そうすると、その限られた時間の中でどのくらいの時間モノを考えていられるかが勝負になってきます。
考えるのが面倒になっり思考停止になるのは、マラソンをする時に肺がゼーゼー言うのと同じというのがryotaroの考えです。残念ながら、考え持久力をつける特効薬はありません。いきなり2時間半でフルマラソンを走れと言われても走れないのと同じように、まずは30分考え時間を持続させてみよう、というのが提案です。新しいアイデアをひねり出すのは大変です。ですから、「夜ご飯を3日分思い出してみよう」でも、「昨日上司から言われたことを3つ思い出してみよう」でも、頭を体操させることをどんどんやりましょう。その1つ1つの体操が、徐々に頭持久筋を鍛えていきます。慣れるとそのうち駅まで歩く時間や、休憩でコーヒーを飲みながらもなにか頭が勝手に考えるようになります。

1日15分考える時間を延ばせれば、稼働日200日と考えて年間50時間の差になります。結構大きなプロジェクトひとつ分くらいの時間が取れますよ。


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