何度も本を読んで、失敗して、体に馴染ませていく。

本は、他人の何十年もの経験の集大成を、わずか数千円、数時間で概略的に習得できる世界最強のツールである。(高)価値と(低)価格がこれほど合っていない商品も珍しい。聖書に至っては2000年のロングセラーである。名も無い写経者やグーテンベルクら過去の技術者には感謝してもし切れない。

まずは覚える

創造することが大事だ、無から有を産み出せる人材を求めている、そんなことをよく耳にします。
就職活動をしている学生に向かって、そんなことを言う人事担当者もいます。さて、その人事担当者は、無から有を産み出しているでしょうか。そんな人事担当者がいる会社なら、ryotaroも是非入りたいです。現在も、従業員数がかなり多い技術系の部署で働いていますが、そんな人材は自分を中心とした前後10年ずつ、何百人ものエンジニアの中で、ほんの数人です。
だから、自分がそんな人材で無いからといって、悲観する必要はないし、将来そうなれるかもしれないから、その為の努力を怠らないことだけに注力すれば良い。そう思っています。
さて、クリエイターに少しでも近づくために、
 まずは覚える
これが自分が心がけていることです。
クリエイトはその後。
よく思い出してみましょう。
英語を始めて習うとき、
 "This is a pen."
から始めませんでしたか?そして、This = これは、is = です、a = 1つ、pen = ペン と、分解して覚えませんでしたか?幸運なことに、自分は子供たちに米国で3年間過ごす経験をさせてあげられました。Nativeに囲まれて育った子供ですが、最初にはやはり単語を覚えるところから始めました。ただし、日本にいるのとはちょっと違う最初の単語、"pee" (おしっこ)、でしたが(笑)。
英単語を覚えないと英語が話せないのと一緒です。まずは覚える。覚え続ける。大量に覚える。そして、その覚えた一つ一つの引き出しがつながって、頭や身体が新しいものを少しずつつ生み出し始めるまで、そんなに焦らず淡々とやりましょう。

ペースを守る

調子が落ちた人は、日産がV字回復したように、すぐさま調子をあげたいと望むはずです。ryotaroもそうです。しかし、残念ながらそんなことがめったに起き得るはずがありません。少なくとも、Loto6に当たるくらいの確率しかないと思います。ということは、期待してはだめ、ということですね。結果としてそうなったらよかった、くらいにしておくべきなのでしょう。
さらに言うと、V字に見える回復や変化でも、そんなことはありえない。それまでの間断ない努力が、たまたまそのタイミングで花開いただけだと思います。
だから、とにかく、速かろうが遅かろうが、調子が良かろうが悪かろうが、自分が心地よいペースで間断なく努力を続ける、ということが大事でしょう。

1万時間ルール、というものがあります。何かを完全に自分のものにするまでには、それだけ時間がかかる、ということです。量より質、なんてものは、量を積み重ねた人たちだけが言える言葉でしょう。そこに至るまでに、30時間、300時間、3000時間、と途中途中にマイルストーンをおいて挫折しないように前に進む。目標が高いことは良いことだが、遠すぎると夢になってしまい、現実感が出てこないし、モチベーションにならない。とにかく、継続は力なり、なのです。

考え持久力

頭を使うこと(主に勉強)と身体を使うこと(主にスポーツ)って、別だと思っていませんか?
でもこれって、結構相通ずるものがあると思っています。
 考える持久力をつける
これがryotaroが仕事を始めたときの課題でした。

タイムマネジメント


皆さんは、自分が一日の業務時間をどう使っているか、わかっていますか?ryotaroは、、、結構わかっていません。
これからお話しするのは、そんな自分の現実をしっかり把握するための方法です。
さて、どの日でも構いませんから、15分毎に、その日何をやったのか、チャートを書いて見ましょう。

PILOT White Line Grip (修正テープ)

さて、最近は パイロット フリクションボール など、消えるボールペンが流行っていますが、私はボールペンは消えないものを使っています。そのかわり修正テープはかかせません。修正テープですが、正直なんでも良いと思ってつかっていましたが、最近はPILOT White Line Grip がお気に入りで使い込んでいます。

教えてる?

マネージャーの皆さん、
部下やメンバーに、仕事を教えていますか?もしくは背中で引っ張っていますか?
自分よりも仕事のペースが遅い部下たちですが、上司のやり方はしっかり見ています。自分も、何人もの上司についてきていますが、それぞれの上司の良いところ、悪いところを冷徹に観察してきていますし、きっと自分も周りの人間から何らかの評価で見られているでしょう。